滞納処分の解説書:債権譲渡の構造と差押えとの優劣
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徴収奥義363号(徴収関係顧問契約・購読契約受付中)
相殺の解説がひと段落し、今回は、債権譲渡です。こちらもとても重要な項目です。
債権譲渡の構造を解き明かして、債権差押えと債権譲渡の優劣を解説しており、徴税吏員・徴収職員必読の書となっています。
主な内容は次のとおりです。
1 重要な位置を占める相殺と債権譲渡
2 債権は譲渡できることが原則
3 債権譲渡の意義
4 権利行使要件と第三者対抗要件
5 到達時説による差押えと債権譲渡との優劣
6 差押えと債権譲渡の送達が同時のとき
7 同時到達での結論的判例
8 差押えと債権譲渡通知が同時に到達した場合の実務
掲載判例
最一判昭49.3.7(民集28-2-174)
東京高判昭47.3.22(高民集25-2-168、判タ278-155)
最三判昭58.10.4(判時1095-95、金法1049-75)
最三判昭55.1.11(民集34-1-42)
東京高判昭53.7.19(民集34-1-57、判時902-59)
東京地判昭52.2.28(民集34-1-50、金商595-8)
最三判平5.3.30(民集47-4-3334)
福岡高判昭63.7.20(訟務35-3-422)
福岡地判昭63.2.26(訟務35-3-426)