振替社債等
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判例付きでどこよりも詳しい解説書
徴収奥義441号(徴収関係顧問契約・購読契約受付中)
今号は、振替社債等の解説となります。
条文が第73条の2となっているとおり、追加された条文で、比較的新しい仕組み(権利)です。
株券という紙媒体がなくなって、権利を振替機関等によって振替していく制度であり、目に見えない分わかりにくいといえます。
調査してみると、今号で掲載している最高裁判例があり、法人の場合ではなく個人の場合なので、滞納処分の件数は多くないにしても重要判例です。
市長が振替社債等を差押えし、差押通知書が滞納者に告知されていないから、差押処分が無効であると訴えられた判例もあり、これらを紹介しています。判例では、いつもどおり要点箇所を下線で表示しております。
主な内容 | 1.第三債務者と第三債務者等 2.無体財産権等の第三債務者等 3.差押通知書 4.差押調書 5.差押えの登記の嘱託 6.登録免許税の非課税 7.差押えの効力 8.預託証書等の取上げ 9.取立て 10.添付資料 11.参考資料 |
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掲載判例 | 最二決平31.1.23(民集73-1-65) 大阪高決平31.4.22(判タ1475-68、金法2143-68) 大阪高判平29.12.4(民集73-1-89) 大阪高判平26.9.26(平成26年(行コ)34号) 東京地判令2.3.18(金法2151-67) |