社会保険労務士(周南市)からの情報発信:老齢年金受給繰り下げ
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銀年036号(目次の更新)
厚生労働省が今月2日、60歳以降も働き続けた場合に受給できる老齢年金額につき、複数のケースを用いて提示したことが注目されています。そこで、今回は銀改を銀年に振替し、この解説を行います。
厚生労働省が70歳までに繰下げ下した場合、70歳まで継続就業の場合などにおいて、増額する老齢年金額(老齢基礎年金・老齢厚生年金)を複数提示しています。しかし少しわかりにくいので、この解説をします。ここに出てくる年金額は、モデル年金で、平均的な男子賃金で40年間厚生年金保険に加入した夫と、40年間専業主婦の夫婦を想定しています。したがって、この年金月額とは、夫婦二人の老齢基礎年金額と夫の老齢厚生年金額の合計です。今や人生90年の時代、長い老後にお金で苦労することは辛いものがあります。大多数の方が、いずれ引退し、勤労収入がなくなって年金を柱とする生活が到来しますから、その額を高くしておくことが必要です。
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