社会保険労務士(周南市)の情報発信:トラック運転手の労働条件改善
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銀改069号をお届けします
貨物自動車運送事業の特性、取引慣行により長時間の荷待ちや運送とは関係ない荷役作業が発生することなどから、トラック運転業務は、全職業平均と比較すると平均労働時間が2割以上長く、また、平均所定労働時間も約3倍に及んでいます(厚生労働省:平成29年賃金構造基本統計調査)。
このため、人手不足が顕著で、高齢化が進み、自動車運転事業における40歳未満の若い労働者数は全体の約27%にとどまっています。先般からの台風で地区によっては停電が発生し、少なからず経済に影響が出たように、貨物自動車運送事業は物流の要で、これが止まるとなれば大きな悪影響が出ることは必定で、トラック運転手の労働条件の改善が必要です。
産業界全体が理解して協力していく必要があり、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
主な内容は次のとおりです。
1 時間外労働の上限規制
2 トラック運転業務の実態
3 トラック運送業の健全化策
4 荷主対策
5 産業界全体の理解
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