社会保険労務士(周南市)の情報発信 : 退職理由とその遺留及び円満退職
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労務管理・年金要点解説113号顧問契約先様限定情報です。
目次を更新しました。
前号に対して、感想をいただき、今号以降、それに応える形の解説を複数回していくことにします。
退職願と退職届の違いについて補足することから始め、雇用動向調査結果(厚生労働省)による離職理由と入職理由の紹介、退職の遺留、円満退職への道筋等について取り上げております。
最後は、呆れるほどのセクハラ事件で、職場の雰囲気が悪化し、退職者が相次いぐことになりました。
会社がアンケート調査を実施したところ、「仕事のできるできないに関わらずついて行きたいと思えるような人間性と判断力、決断力等上司としての資質を兼ね備えた人が上司であってほしいと思うのが本当のところである。少なくとも自ら問題を起こすような上司では困る」と、もっともな回答が寄せられております。
そして、従業員への手紙11回目となります。
主な内容は次のとおりです。
1 退職願と退職届の違い(その2)
2 撤回と取消し
3 離職理由
4 入職理由
5 退職の遺留は困難
6 円満退職への道筋
7 セクハラによる懲戒解雇
8 従業員への手紙(第11号)(知性を磨く)
掲載判例は次のとおりです。
東京地判平14.11.27(労働経済判例速報1824-20)。